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センター試験まであと70日くらい!!!
2014年センター試験まであと70日あまりとなってきました。
もう2ヶ月しかない、と右往左往するより、 まだあと2ヶ月もある!!!と発想してこれから残存兵力を集めて さらに攻めまくりましょう! ![]() ツールドフランスなど自転車レースでも最終のスプリント、機材が物をいいます。 これで満点を目指せ!!!! さらに私大や二次試験で化学鵺も使う人は 何をやるか?これでしょ!!! ![]() ![]() 国立大学医学部を目指し、見事に合格したて歴戦の勇士たちも みなさん直前までこれを読んで合格を勝ち取りました。 一問一答とか、二週間完成みたいな薄っぺらい、つけ刃な特攻作戦ではなく、 ガッツリと盤石な化学的な知識、ストーリーを頭に入れ、 己の化学を作れば無敵です!!!!! 最近仕事が忙しいです。 参考書とか問題集とか本を6冊書かなくてはならないのと、 イベント授業の教材作成とかです。 11月17日の日曜日に金沢で金沢工業大学さまのオープンキャンパスに行きます。 前日は17:10土曜日まで名古屋で仕事なのでそれからダッシュし、金沢へ向かいます。 金沢大好きなんで感動ものです。 先日金沢工業大学様所蔵のサイエンスの初版本のコレクションを名古屋科学館で公開していたのでいって感動しました。 人類の知の営みがビンビンに伝わってきました。 数億円のコレクションです。 日本が国として3等国なのは、教育や知財、文化を育むことに金を使ってないからです。 自分の政権のときに成果がすぐに出る、わかりやすい公共事業にしか金が流れないからです。 誰々政権のときにこのダムができた、とか道路が出来た、公民館ができた、みたいな。 教育や知財、文化を育むのは20年とかのスパンなので、政権の名声とは関係ないからです。 したがって売国奴みたいな輩が売名のクソみたいな政治しかしていないのです。 文化の日に文化あることをしているのか!!!? 大学にコレクションの費用を負担させるのではなく、1円足りといえども国家が完全にバックアップすべきです。 歴史順に展示されていて、本に書かれている言語も ギリシャ語 → ラテン語 → ドイツ語、フランス語 → 英語 と人類のサイエンスの発展の歴史が言語だけでもわかります。 ボイルの”懐疑的化学者” ![]() キリスト教と一体となったアリストテレスの教えを盲目的に信じるな、と人類にガツン、と知の目覚めの一撃をあたえました。 ロバート・ボイルはフィレンツェでガリレオガリレイに師事し、実験による実証の積み重ねを説き、ボイルの法則など数々の法則を打ち立てました。 彼の助手がロバート・フックで、ニュートンのライバルでした。バネについてのフックの法則や、顕微鏡で微小な生物や組織を観察し、精密な図説”ミクログラフィア”を表しました。 (顕微鏡を発明したのはオランダのレーウェン・フックでロバート・フックとは別人です) ニュートンはパンツ一枚で街、議会をうろつくなど、晩年に向かって、かなり変態でしたからロバートフックのほうが現代的にまともな科学者でした。 ボイルは王立科学協会を立ち上げました。 左上がボイルです。 最近 科学の切手をコレクションしています。 ![]() アグリコラの”デレメタリカ”(金属について)。 メタリカですよ!メタリカ!!!!ヘヴィーメタル!デトロイトメタルシティ!!! ![]() 当時知られていた鉱脈の発見の仕方、鉱山の開発、採掘から選鉱、冶金までの1大まとめ本です。当時の鉱山開発、金属業のバイブルで産業革命はこの本なしにありえません。 日本が戦国時代にすでにこんな本が出ていたんですよ!!! 歴女とかウ◯コ! この初版原著はラテン語で書かれていて、そのだいぶ後、世界史と地理で有名なニューディール政策の象徴、かのアメリカの巨大ダム”フーバーダム”で有名な大統領フーバー夫妻は鉱山技師としてアグリコラのこの本を英訳し、名著として知られるようになりました。 この英訳版”デレメタリカ”を神田の古本屋で発見し、超高い値段にも関わらず即買い、東京から名古屋基地に輸送中に講師室で鉱山が好きな大◯先生に見せたら、 「これはスゴい本じゃないですか!!!前々から読んでみたかったんで、ちょっと貸してもらえませんか」 とお貸しし、◯東先生も名古屋科学館でこの展示を見て 「先生からお借りしたアグリコラの本、家に帰ってきて英語の本と比較して、英訳が間違えてないかじっくり見せてもらいましたよ。秀逸な本ですね〜。」 って俺も読みたいっす(泣) |
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