栄光なき天才たち
  ついに探し求めていた、漫画”栄光なき天才たち”まぼろしの第8巻を名古屋にてゲットしました!!!
 ”宇宙を夢見た男たち”
コンスタンチン・ツィオルコフスキーにまぢで泣きました。
耳が聞こえなくて苦労し、きちんとした教育も受けられず、中学校の教師をしながら独学で数学と物理を身につけ、ロケットのシステムすべてを設計していた、
まさに宇宙工学の父。かれが宇宙旅行は現実にできる、人類は宇宙に行けるのだ、と
サイエンスとして知らしめた宇宙開発の開祖です。
 それくらいしか知らなかったのだが・・・。
浅学にも彼を看過していた・・・。

 そしてロケットによる宇宙への旅を世界に知らしめた、ヘルマン・オーベルト。
ロケット開発の父、フォン・ブラウンの師です。
 メトロポリスのフリッツ・ラング監督が出てきて感動して泣きました!!!
SF映画の金字塔ブレードランナーも、スターウォーズも、映像表現は
1926年のフリッツラング監督 映画”メトロポリス”のパクリでしかない。
C3POとかそのまんまだし。
 摩天楼、空中を移動する乗り物、幼児が描く未来像もすべてがこの映画によって作り上げられたイメージだ。メトロポリスも知らないやつがSF映画にコメントしているのをネットでよく見るが、笑止千万だ。
 1926年にこの映画ですよ!!!


 そしてフォン・ブラウン。アポロ計画のサターンロケットを作った人です。
月へ行く、という己の夢を叶えるため、まずは人類初の本格大型ロケット、戦略ミサイル V2号の開発。
 これらドイツの50年先を見据えたエンジニア達が米ソに捕虜として分かれ、
東西冷戦でロケット開発を主導した。
 まさに米ソ冷戦までもがナチズムの運動の延長上だった。

 ナチスは人類の新時代を切り開く究極兵器、V2号の生産に膨大な人的、資源的リソースを投じて、結局コンヴェンショナルな兵器、戦車や航空機とガソリンが足りなくて負けてしまった。
 
 よくありがちな受験生の、難問ばかりといて結局センターでやられちゃった、みたいな、生物が、受胎から系統発生を繰り返すのと同様、歴史は繰り返すのだ。

 基本に忠実であれ!

それこそが大宮理の化学が面白いほど分かる本のコンセプトです。



基本に忠実だったロシアはコンヴェンショナルな、信頼性の高いディーゼルエンジンのT34戦車でナチスにとどめを刺した。

 ナチスのテクノロジーは50年先を行っていた。
現代への流れはそれのエピゴーネン、模倣の歴史でしかなかった。
 ちなみにいま話題のオスプレイもナチスのパクリ。
フォッケ・アハゲリスFa269がまさにそれだ。


 翼につけられたプロペラが垂直から水平に向きを変えて飛ぶように設計されていた。
こういった可変機構は、飛行中に重心や揚力が変わるので致命的であった。
 ナチスの時代はアナログ技術なので、こういった不安定性の制御は、パイロットの気概、”気合い”で頑張るしかなかった。熱すぎる!!!! 
 可変後退翼やカナード、前進翼、すべてがナチスのルーツだ。
ユンカースJu287は前進翼のジェット爆撃機の試作機。
 前進翼のほうが失速しにくく理想の翼になるが、当時の技術ではアナログの人間が操縦するので操縦性に難があった。ねじりも大きくなり軽量で強度のある炭素繊維などの素材がない時代には限界があったが、海のものとも山のものとも知れないテクノロジーに積極的にチャレンジしたドイツのスピリッツを具現した機体だ。 



 新しいテクノロジーのテストベットだったので、翼以外は胴体(ハインケルHe177グライフ)とか主脚(撃墜して捕獲したアメリカ軍のB24リベレーター)とかすべてが間に合わせのやっつけ仕事。ツギハギ感満載で、新しいテクノロジーと古いデザインの邂逅、平衡点にあるところが熱狂的に僕が大好きな理由だ。
 時代の先を行く最先端のジェットエンジンの取り付け位置もすごい。
イギリス軍のモスキート偵察機が撮影し、前進翼が衝撃を与えた。
実際の偵察写真。当時のパイロットからは想像だにしない異常な形だったろう。


米英の技術の数十年先を行っていたのだ。


 誰かフーマモデルの1/72  Ju287のプラモ見つけてきて下さい。欲しい〜!!!



 まさにSF的すぎる。
NASAの前進翼のグラマンX29の飛行までこの写真のあと40年弱。


スホーイS47ベルクートまであと60年。


 このツギハギ感がニャジラにもある。


 カナード翼、前進翼、可変翼、現代で実用化されたギミック
 これらを支えたのが、膨大な予算を投資した巨大な研究インフラだ。
ドイツは巨大な1分の1のスケールのモックアップが入る、風洞実験用の超音速風洞を極秘に持っていた。流体力学からあらゆる可能性を探っていたのだ。
 土木公共事業ならまだしも、テクノロジーやサイエンスという、素人で理解できないものを素人が口を出して仕分けなどという愚の骨頂と正反対、蓮◯とか処刑ものです。

 悲しいことに、これら最先端のデバイスは、理想的な高性能な機動性の反面、それは機体の不安定性さに依拠する。第三帝国の時代、1945年には高度なデジタルコンピューターがなかったので機体を操作する人間の力には限界があった。
 そして現代、デジタルコンピューターによって不安的な機体を完全にコントロールできるようになった。機体の高機動性(agile エージャイル)、空中で垂直になるとか横に平行移動、みたいなのの代わりにわざとそれができるように不安定に設計しているので人間が操縦できない代物になってしまった。コンピューターが操縦しているのである。



 全翼機もナチスのテクノロジー。ホルテン兄弟が実用化したホルテンの無尾翼全翼機も操縦性は不安定さをつきまとっていたが、良好の性能を示した。ステルス性の嚆矢だった。
アメリカのステルス爆撃機B2もパクリ。
 アラドE555とかトリープ・フリューゲルとか70年前の設計とは思えない。
スペースシャトル的な、大陸間爆撃機ゼンガーも設計されていた。
 スペースシャトルを作ろうとして敗北した第三帝国のロマン、マンセーです!

 そのオマージュともいうべき歴史的SFを書くべく、漫画かける友人と製作に入りました。
かなり緻密な作品です。

 とりあえず”もしべく”2も考えるか。




Comment:
2014/02/17 8:02 PM, 朋樹 wrote:
はじめまして。
ぼくもドイツの幻の戦闘機が好きです。
小学5年生です。
周りに飛行機好きがいません。
実は フォッケ・アハゲリスFa269 のプラモか模型をさがしています。
このサイトを見て、どうしても欲しいと思い、メールをさせていただきました。
どこで手に入るのか教えて頂けないでしょうか?
申し訳ありませんが、どうかよろしくお願いします。
2014/02/23 10:21 PM, 大宮王子 wrote:
 はじめまして。 
ドイツの設計とかで終わった幻の戦闘機
ハンパなく熱いです。
 ドイツは戦争で負け、第三帝国は滅びましたが、航空機のテクノロジーに至っては今日に至るまで、その先進的な技術を
アメリカやロシアが真似してパクってきただけです。
 フォッケアハゲリスFa269は
チェコのチェコマスターっていうメーカーのキット
です。
 ネット通販とかで探すか、
秋葉原辺りのデカいプラモ屋か、下北沢のサニー様とか
香港とか台湾とかアメリカとかの海外のプラモ屋の通販とかっすかね。
 ぜひ作って下さい。

 僕も小学校5年生のときに池袋のホビースポット”ユウ”様で初めて海外のプラモ、リンドバーグの1500円のアラドAr234ブリッツを買って英語の説明書に衝撃を受け、ターヘルアナトミアのような衝撃的な出会いで英語も勉強して、今日の僕があります。
 若くして亡くなったオカンと大橋模型工作店さまにドルニエDo335とかHe219ウーフーとかプラモ買いに行ったのがいい思い出です。
 プラモ万歳!!!
 スゴい飛行機を設計する人になって下さい!!!
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